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  土地改良区は、地域により開かれ、より身近に感じてもらえる改良区を目指し、「21世紀土地改良区創造運動」を全国ですすめています。その一環として、土地改良区にふさわしい愛称を広く募集し、全国から2万点を超える作品が集まりました。応募作品は、有識者などで構成された「土地改良区の愛称を考える会」で検討を加え、全国各地での意見交換、土地改良区などによる全国投票を経て最終決定されました。
  選定する際の視点として、愛称の意味性に加えて”自分たちが日常使用する”ことを念頭に、わかりやすさ、親しみやすさ、呼びやすさ、覚えやすさが重視されました。


・・・農業用水、地域用水
・・・土地、農地、土壌
・・・農村空間。農家や地域住民が一体となった生活空間

◆「水土里」(みどり=緑、グリーン)には『自然や環境への影響を少なくする』という意味があることから、豊かな自然環境や美しい景観を意味し、おいしい水、きれいな空気などの清廉なイメージを表現しています。


◆地球10周分の水路ネットワーク
土地改良区は、全国の40万kmに及ぶ膨大な水路網を維持しています。その水路のネットワークによって農村の健全な水循環を形成し、農地を潤すことにより、安全で安心な「食」と「農」の基盤づくりを担うとともに、これが国民共有の財産である美しい農村の基盤ともなっているとの役割を地域及び国民にアピール。
◆農家、地域住民等のネットワーク
人、物、情報のつながりにより、農家のみならず、地域住民や都市住民と連携(ネットワーク)して、「水」、「土」、「里」を創造し、都市と農村の共生対流を促進。
◆資源循環のネットワーク
農村で発生する有機性資源(集落排水汚泥等)の農地への還元など、廃棄物のリサイクルによる資源循環を通じ、循環型社会の構築に取り組む。